CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
NEW ENTRIES
LINKS
RECENT COMMENT
counter
online
now online
Yahoo!
Search this site
ウィーン発、オペラ歌手おいぞうの日常
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク | | - | - | - |
1Q84 やっと読了〜
なんと1ヶ月以上もかけて
春樹さんの「1Q84」よみおわりました本


↓↓以下読了感想↓↓ ネタばれ ちゅういw


まずは、BOOK1・2で気になっていたさまざまな伏線が
しっかり回収されていたことに安堵。
猫の街のことや、消えていた編集者小松のこと、マザとドウタのこと、リトル・ピープルのこと。

やっぱり物語の中に銃銃がでてきたならば
それは発射されなければならないわけで。by チェーホフ

私自身はこの物語をBOOK3まで読めて、よかったとおもう。
人によってはBOOK2まででおわりにすればよかったのに。。。
という意見もあるみたいなのだけれど。

春樹さんの長編の中ではめずらしく、
しっかりとしたハッピーエンドの物語である
ともいえるかもしれない。

ごくごく個人的なことだけれど。。。
なんとなくおいぞう自身は、昔の半分アン・ハッピーエンドスタイルのほうが
グイグイきたよなーとおもう。
「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」とか「ノルウェイの森」とか。
そういう意味では最近の彼の作品群は
おいぞうの今求めている世界とは少しちがったところを歩きだしてしまったのかもしれない。

と思うとなんかちょっとさびしい(´・ω・`)ショボーン

ちなみに1・2読了後の感想はこちら
BOOK3予想は少しはずれてますがw

JUGEMテーマ:小説全般


posted by おいぞう | 04:31 | 読書ノート | comments(0) | trackbacks(0) |
悪魔とプリン嬢
評価:
パウロ コエーリョ
コメント:全世界で読まれているコエーリョ氏の作品。3部作の完結編らしいのですが、これだけでも十分楽しめるとおもう。




パウロ・コエーリョ氏による「悪魔とプリン嬢」。
コエーリョ氏の本は「アルケミスト」に続いてまだ2冊目。
でもこれはかなり良かった。

物語は「善」と「悪」のせめぎあいとともに進んでいく。
とある善き小さな村に悪霊とともに異邦人があらわれることで、その村の「善」と「悪」が試されることになる。

人間の本性が「善」なのか「悪」なのか、というのは太古の昔から論じられてきたことであって、 けっきょく結論はまだ出ていないわけですよね?
だからこそ、この物語がいったいどのように終わるのか、予測することができない。
「悪」が勝つのかもしれない。
「善」が守るのかもしれない。
そして、なにが「善」でだれが「悪」なのか。

そういった意味で、ヘタな推理小説より終わりが読めなくて、最後までどきどきした。

もちろんここで結末はかかないけれど、ふむふむそう終わるのね、と納得のできる終わりでもありました。

暖かい家の中で冬によむのにふさわしい一冊であるように思う。
いや別に夏でもいいけどさ、夏のかーーーーーっと照りつける太陽の下では、「善とは、悪とは」なんて考えたくないじゃない?


JUGEMテーマ:小説全般
posted by おいぞう | 05:16 | 読書ノート | comments(5) | trackbacks(0) |
初雪と人間失格とワイン
10月16日

さて、ウィーンでは昨日初雪が降りましたよ!
天気予報どおり。
でも積もるまではいかず。

こんな天気だしコンサートも続くしで、風邪をひいてはお飯の食い上げでございますので、早くも暖房を入れダウンジャケットを装着。
でも真冬モードまではまだ3段階くらいキャパがあるので、大丈夫。うん


10月17日


日本の深夜帯で放映中のアニメ、太宰の「人間失格」を(ゴニョゴニョで)観てます。

無性に原作が読みたくなって、青空文庫でさがし、よみにくいPCの画面でなんとか読む。
やっぱり心を打たれる。
しかしこれ、元気があるときじゃないと読めないなー。
ヘンに陰の卦をもらってしまう。
葉蔵の人間としてのダメダメっぷりが痛いし哀しい。
「世間」に対する恐怖とか考えだしちゃうとそれはもうしんどいだろうよ。かわいそうに・・・

ところでアニメのほうですが、かなりよくできてると思う。
原作とは大分違うんだけど、それでもなかなかいいところをつかんで独自の味を出している。
ちなみに堺雅人さんが葉蔵の声を当ててるんだけど、めちゃめちゃうまい。
力なく日々に流されている、伊達者の葉蔵の感じがかなりでてます。
それからキャラデザインを「デスノート」を描かれた方がやっておられるとのことで、陰気なトーンが全面に出ていてヨシ。

こういうのって、文学離れしたワカモノにもすごくいいんじゃないかと思う。
もとはといえば集英社文庫の夏のキャンペーンから始まったんだそうで、企画者はすばらしいですな。


10月18日

昨日からずっとアタマがいたくて、頭痛薬が飲みたいが、コンサートの前は集中力がおちるのでクスリは飲まないようにしているため、必死に我慢。
おわったと同時におクスリのもう。
あ、でもちょっと待て。今日のコンサートのスポンサーはたしかワイナリーで、コンサートのテーマがまさにワイン。
ということはたぶん、終わった後呑み放題なはず。
ちっ、こんなときに限ってよぅヾ(`ε´)ノ


と思いながら歌い終わったら、あら不思議、頭痛は消えていましたとさ。
で、ワイン呑んできちゃった。エヘ

だって美味しかったんですものー。
だって呑みたかったんですものー。

そしてあとでアスピリンも飲んだよ!

って葉蔵となんら変わらんなーorz


JUGEMテーマ:今日のキーワード


posted by おいぞう | 08:45 | 読書ノート | comments(2) | trackbacks(0) |
1Q84
スイスに旅立つ直前、しんいちろう氏が超特急で送ってくださいまして、向こうでがっつり読みました。
しんいちろうさん、重ねがさね、ありがとうございました!

実は前作の長編(というか中編というか)「アフターダーク」が全く心にヒットしなかったので、今度は大丈夫かとビクビクしながらページをめくったおいぞうでしたが、杞憂に終わりました。
うん、おもしろかった。


↓↓↓以下は読み終わった人用です。


もちろん、
えっ、これでおわりじゃないよね???
という疑問は残され、たぶんこのままBook3、4と続いていくか、あるいは主人公(視点)を変えて、"1984"としてつづいていくのか、はたまたQに対してAというオーソドックスな対比が用いられた他の題名になるのか。
いずれにせよ、このままでは色々な伏線が回収されないまますぎるし。
他の多くの読者と同じく、続編を期待したいと思います。
だからそれまでは本格的な感想はなし。

ただ、春樹氏が「アンダーグラウンド」以降追ってきたその流れと関心が"小説"というフィルターを通してこのような形で表現されているということに、春樹氏の生きざまみたいなものが感じられ、そのことにも感銘を覚えたりした。

いくつかのインタビューで彼が述べていたけれど、自分は全く意図しないながらも大量殺人者になってしまうという、まったく普通の人でありながらも気付かぬうちに否応なく犯罪の張本人になりうるという、そのことが誰の身にも起こりうるかもしれない、というリアルな恐さが、多分これからもっと色濃く出てくるんじゃないかな、と思う。

予想だけど、天吾がリーダー亡きあとの"さきがけ"の指導者の位置にたつことで、彼が「青豆を救う」という大義名分のもと、今度は自分自身が犯罪者になってしまうこともあり得るのではないか、と。

lunaticとinsaneの違いについて言及されていることから見ても、たぶん春樹氏はinsaneではなくlunaticのほうの心のあり方に焦点を当てたいのではないか、という気がします。
もともと精神疾患があるわけではなく、月によってふと狂わされてしまう、というどんな人にも起こりうるそのあやうさ。

それと、本編には直接関係ないけれど、本の栞ひもの色がBook1Book2とでちがっていて、もしかしてそれは二つの月の色を象徴しているのかなぁ、なんて。
そんな細かい演出も春樹さんの本らしいなー、と心地よく感じました。


そんなわけで、星4つ。
残りの一つは続編がでることへの期待をこめて残しておきます。だるまさんの目みたいに。




 
JUGEMテーマ:小説全般

posted by おいぞう | 20:35 | 読書ノート | comments(4) | trackbacks(0) |
デビューおめでと♥
友人のひとりが作家デビューをいたしまして、販促もかねて行われる講演、みたいなものにでかけました。

作家が自分の書いた本の一部をただひたすら読む、という企画。
最後におまけ程度にインタヴューの時間が設けられてはいるんだけど、基本的には読む、が中心。
サインも欲しい人はすべて終わったあとにもらえる、みたいな。

サイン会でもないし、これって日本語で言いあらわしにくいなー。
よくよく考えたら、日本ってこういうのあまりないですよね? それとも最近はあるのかな。
ちなみにドイツ語では"Lesung"。 ニコルさんのナイス助言により、日本語で、"朗読会"とその後判明いたしました!

こちらでは、だいたい本屋とかカフェとかで行われます。
作家との距離はぐっと近い。

彼女は子供の頃から作家になりたかった子なので、夢がかなってよかったね、ととても喜ばしく思う。
もちろん、敬愛する春樹氏がよく述べておられるように、本を一冊出すことはある程度の人ならできるかもしれないけれど、書き続けることこそが難しいんだろうとも思う。
だから、彼女にもこれから頑張ってほしいなぁと心から思うのでした。

作品そのものはこれから読むのでまだなんともいえないんだけど、プロローグを読んだかぎりでは女性向け現代のメルヘンといったところかなー。
私の好きなタイプの本だとよいんだけど。

独逸密林へのリンク貼っときます
興味のある方は買ってあげてくだされ。
ドイツ語ですけど。

←画像クリックで密林へ飛びます


JUGEMテーマ:小説全般

posted by おいぞう | 01:21 | 読書ノート | comments(5) | trackbacks(0) |
「猫だましい 」
故・河合隼雄先生の「猫だましい」、読み終わりました。
すてきな一冊でした。
古今東西の「猫」の神話や物語を論じながら、人間の「たましい」の在り方についても迫っていく、素晴らしい一冊でした。

この本の中には、おいぞうも知っているお話がたくさん出てくる。
・100万回生きたねこ(佐野洋子)
・どんぐりと山猫(宮沢賢治)
・綿の国星(大島弓子)
・鍋島猫騒動
などなどなど
河合先生の語り口はどの本もとても魅力的に感じさせてくれる。
ポール・ギャリコの「トマシーナ」の章では、この本をすぐ読みたい!とむずむずした気持ちになったんだけど、そう感じたのは私だけではなかったようで。
解説として、大島弓子さんがすてきなあとがきマンガを描いておられ、そのなかで大島さんも全く同じことを言っていて笑ってしまった。

「猫」というやわらかな生き物を通して、人は自分の「たましい」を癒しているのかもしれない。

続きを読む >>
posted by おいぞう | 07:53 | 読書ノート | comments(8) | trackbacks(0) |
ティファニーで朝食を
評価:
トルーマン・カポーティ
村上訳「ティファニーで朝食を」をちょっと前に読んだのだけれど、その感想、というか印象みたいなもの。

例に漏れず、映画を観たっきりで細かいことはすっかり忘れてしまっていて、ただ印象的ないくつかのカットが頭に残っているだけ。
オードリー・へプバーン扮するホリー・ゴライトリーがギターを爪弾いてかすれた声でMoon riverを歌うところとか、大きな素敵なサングラスをかけたヘプバーンがティファニーのショーウィンドーを覗いているところとか、そんな感じ。

で、これを読んではじめて、トルーマン・カポーティという作家の描いたホリー・ゴライトリーとその周りの人々について素直に思いを馳せることができた感じ。
こんな風に描かれるとニューヨークも悪くないじゃーん、と思ってしまう。
ホリー・ゴライトリーみたいにふわふわと、でもなんだか前向きに生きるのも素敵なことだ。
おもいっきり上質のシャンパン・トリュフ・チョコレートみたいなお話だった。
posted by おいぞう | 06:56 | 読書ノート | comments(2) | trackbacks(0) |
「走ることについて語るときに僕の語ること」
とうとう読みました。
こちらに居ての欠点はものすごく読みたい本も手に入るまでじっとがまん、というところで。
もっとゆっくり読みたかったのだけれど、いつものワタシの悪い癖でがつがつと一夜で読んでしまった。orz...
以下私の熱い感想。


この本は、村上春樹氏のランナーとしての「自分史」であると同時に作家としてのそれでもある。
読んでいて、心の埋まらなかったピースにピタッとなにかがはまるような、なにかが寄り添ってくるようなそんな感じがした。
この人は的確な表現により人の心を揺さぶることができる人なんだ、と改めて強く思う。

春樹氏は、作家(芸術家)として必要なものはいくばくかの「才能」と、あとは「集中力」そして「持続力」であり、その後者2つはトレーニングにより「後天的に獲得」することが可能だと述べておられる。
本当にその通りだなぁと思うし、叱咤激励されている気分。
私自身は走るわけではないけれど、「歌うこと」というのはある意味肉体労働であり、もしくはスポーツである。必要なことは毎日の訓練であり、経験である。
もちろんそれに解釈やら分析やらセンスやら協調性やらいろいろ+αが必要になってくるのだけれど(それでなくては「芸術」とはいえない)、「歌うこと」自体は行為として「走ること」と同義であると言って良いと思う。
だからこの本をとても身近に感じた。切実に、といってもいいくらい。
彼にぽんぽんと肩をたたいてもらったような気持ちになった。
こういう風に読者として個人的に親密に感じられる、ということは作家としてどえらいことなんじゃないかと思う。
人には好き嫌いがあるし、同じ人でも時期によってピタッとくるときとそうでないときがあるのは百も承知で、私自身は今彼のこの本を読んでポジティブにとらえられたことをとてもラッキーだったと思う。

どうでもいいけどごくごく個人的に、春樹氏の川についての描写が好きです。
今回も何箇所かボストンをながれるチャールズ河について書いておられるけれど、なにかとてもしんとした暖かさを感じる。上手くいえないけれど(おいぞうは作家じゃないし別に上手く言う必要もない)、河がすべてを包みこんでたんたんと流れる様をこんなに素敵に書ける作家はそうそういないんではないかと思う。
彼のずいぶん昔の作品である「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」にでてきた街の描写を思い出した。あそこも川がながれていて、たまりがあって、しんとしていたな。
posted by おいぞう | 01:23 | 読書ノート | comments(4) | trackbacks(0) |
「ホワイトアウト」
真保 裕一氏の「ホワイトアウト」を一気に読み終わる。
ちょうど外が吹雪いているときに読んだので、迫力満点でした。
「ホワイトアウト」=雪やガスで視界が真っ白になる状態
某所の古本市で50cent(今85円くらい?)にて購入。同じ本が2冊もあったので「つまんなかったらどうしよう」とちと不安だったのだが、買って正解。
息もつかせぬストーリー、緻密なる専門知識(素人のおいぞうには充分だ!)、そして雪、雪、雪!!! 臨場感にあふれた描写力がすんばらしかったです。

どうやら織田兄さん主演で映画化されている模様。映画のレビュー評価は賛否両論、というところ。この原作を読んだ人が観たらやっぱりものたりなく感じるのかしらん。
だれかこの映画、観た人いますか〜。
続きを読む >>
posted by おいぞう | 09:26 | 読書ノート | comments(2) | trackbacks(0) |
ハリポタ読了。
7巻、ようやっと読了しました。
いや、もう何も言うまい。ネタバレしたくないし。
でも楽しかったです。
なんだか読み終わった後、長い旅行から帰ってきたみたいな気分だった。
素敵な気持ち。
posted by おいぞう | 05:41 | 読書ノート | comments(2) | trackbacks(0) |
このエントリーをはてなブックマークに追加