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ウィーン発、オペラ歌手おいぞうの日常
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あくまで、ほんの少しですが
今はわりと酔っぱらいなので、大言壮語もロマンティシズムも勘弁してくださいよ。


音楽を演奏するとき、「人を感動させよう」と思って感動させることは決してできません。もちろん、ある程度のテクニック・構成力をもって聴衆を「上手いな」とうならせることは可能だけれど、聴いてくれている不特定多数の人の心を意図的に感動のうずに巻き込むことは不可能であるわけです。
たとえば、同じ小説を読んでも毎回共感するところが違ったり、あるときはぴんとこなかったりするように、音楽も然り。
心というのはあくまで相対的なものだから、絶対的に、確実に、人の心を動かすことはできない。

でも本当に偶然に自分の演奏が人のこころの琴線にほんの少しふれることがある。
今日演奏後に、聴いていた見ず知らずのあるおばあさんから「鳥肌が立った」と本気で言ってもらえた時のなんともいえない嬉しさはやはり格別です。
いろいろ報われないこともたくさんあるけれど、そういうほんの少しの時間のために自分は演奏しつづけることができるんだな、とおもう。
決してきれいごとではなく。






とかなんとかかっこよく書いているうちに、カーテンレールにしずかにとまっていたはずの正体不明のでっかい虫(蛾っぽい、みたことない!)がどこかに消えている!
ヤツはどこにいったんだ。 
ううう〜、コワイ。いきなりぶぶぶとあらわれたらコワイ、コワすぎる。


そして追記 〜二日後〜
明け方に虫くんは出たい出たいと窓ガラスをぴしぴし叩いたので、気がついて無事に家の外に出すことができました。
ロードオブザリングスでガンダルフが遣いにやっていたみたいなおっきな蛾だった!
posted by おいぞう | 08:09 | 音楽 | comments(4) | trackbacks(0) |
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コメント
いや〜まったくおっしゃるとおりで。。。うん、うんとうなずいちゃいました。見ず知らずのひとにかけてもらえる一言でどんなに救われてきたことか。。。どれだけ力づけられてきていることか。。。だから、その一言を飲み込まないでぜひいつでも言ってほしいといつも思うし、自分自身が聴衆として感じることがあったらできるだけ演奏者につたない一言でも伝えるよう心がけています。

そう、ほんときれいごとでなくその一瞬のために演奏してるんだよね。。。
2008/06/07 15:38 by kyoko
あぁ、ステキです〜。
良い音楽聴きたいな…。
2008/06/07 23:10 by ジョー
自分の表現で、誰かの心の琴線に触れることができる……なんて素敵なお仕事なのでしょう! 歌い手と聴き手が感動を分かち合う一期一会、そんな至福の瞬間は、聴き手にとっても“一生モノ”でしょうね。わたしもいつかおいぞうちゃんの歌を聴ける日を楽しみにしてます!
2008/06/08 10:55 by amino
>kyokoさん
共感してもらえてなんだかとてもうれしいです。
「何のために演奏するのか」というのは、人によってまちまちだとは思うんだけれど、「演奏してよかった!」という嬉しい確信は、こういう掛け値なしのほかの人からの言葉によってもたらされることが多い。
だから私も、kyokoさんと同じく、いいと思ったらできるだけ素直に「よかった」と伝えることにしています。

>ジョーさん
ジョーさんもクラシック音楽を聴いたりするのかな?
そちらには大きなオペラハウスがあって、なかなかレベルの高い演奏をしている、と聞いてます。

>amiちゃん
うんうん、そういう意味では素敵な仕事だなぁ、と本当に思うよ。
辛いこともたーくさんあるけど☆
まさに演奏はその夜限り、一期一会。演奏側と聴き手側の心の何かが偶然にぴったりあうというのもまた難しい。
だからこそ、演奏者はできるだけ自分を「ゼロ」にすることが大切なんだと思う。余計なことをいれない、っていうかね。
なんだか抽象的でちょっとわかりづらいかもしれないけれど。
2008/06/08 18:54 by oizo
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