CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
NEW ENTRIES
LINKS
RECENT COMMENT
counter
online
now online
Yahoo!
Search this site
ウィーン発、オペラ歌手おいぞうの日常
<< ベルリン出兵 | TOP | Momo 音楽劇「モモ」を観にゆく >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

posted by スポンサードリンク | | - | - | - |
音楽葬
ごぶさたしてますおいぞう
久しぶりの更新のくせに、今日はなんだか哀しい内容なので。。
元気な人だけ読んでほしい(´人`)






最近、仕事でお葬式のミサを歌わせていただくことがよくあるのだけれど
今日は中央墓地でのお仕事でした。
ベートーヴェンやブラームスやその他たくさんの楽聖も眠る、
静かで緑豊かなウィーンでいちばん大きな墓地。


広いホールにかざられたたくさんのバラの花と
煌々と灯されたロウソクにかこまれておかれてある棺。
参列者はたったお二人。身なりのよい老夫婦。
亡くなったのがだれなのかはわからなかった。(お棺がおおきかったので大人のひとだとはおもう
30分間淡々と、わたしたちが音楽をとぎれさせることなく奏でつづけ、
神父さまもおらず、だれも言葉を発することなく、お葬式はおわり。
いわゆる「音楽葬」

いつもはお仕事なので、かなり割り切って歌っているのだけれど(もちろん心はこめるんだけど
今日ばかりは心をかなり動かされてしまった。
あまりに寂しかった。
亡くなったかたのご希望だったのかもしれないけれど
ひろいひろい会場にいたのが、参列者の老夫婦とわたしたちソリスト3人とピアニストだけ。
人が一生いきてきて、最期をみとったのはたったこれだけなんだ。。

それでも、オペラのアリアやシューマンのトロイメライや
賛美歌に静かに送られるのは
もしかしたら悪くないのかもしれない。
さまざまな想いは音楽にたくすだけでよいのかもしれない。

参列されたご夫婦おふたりともが
途中で涙をそっとぬぐっていたのが、印象的でした。
わたしたちの歌で、少しでも心やすらかにこの世を旅立っていけたとよいのだけれどと
祈らずにはいられない、そんなお葬式でした。
posted by おいぞう | 05:51 | 音楽 | comments(4) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
posted by スポンサードリンク | 05:51 | - | - | - |
コメント
感動した。衝撃を受けた。
俺は海や山が好きだ、自然に対して心から感謝している、だから「死んだら灰を海にまいてくれ」とか
「山にまいてくれ」とか他人からしてみれば迷惑な事を
冗談交じりに言ってるけども
実際それをやってくれたら幸せかもしれない。死後も幸せを感じれるならの話だけど。
いや、仮に自分を愛する人がその望んだ方法で自分を葬ってくれたのであれば
恐らくその葬った人も少しは幸せな気持ちになれるかもしれない。
身近な人を失った事で出来た傷を少しは癒してくれるのかもしれない。

俺は好きだ。そしてその行いに必要とされるおいぞうさんを尊敬するわ。

表現がガサツですんません。あとここ初めて書き込みしたけど合ってるのかな?w

2012/06/06 11:46 by 豚之唄 元伸之介
参列2人は確かに寂しいかなー。。。

でも日本でよくある自分の時に香典もらったからそのお返しで参列する
(人によっては参列帳簿に名前だけ書いて香典置いて受付だけで帰る)
ような人が紛れてるベタな葬儀よりはいいかなー。

親類同士の席なんか死人が火葬されてる時に酔っぱらってるヤツがいたり
食べ物の残りを持って帰るヤツもいるもんな。。。

あれ死んだ人の為に笑って送りだす方がいいとか言ってるけど、絶対嘘だよな。

子供の学費がどうだとか自分の息子はどこに就職したとか関係ない話してたりするし。。。

なんか人って残酷だよ。と言うか自然界では周りが死のうが自分が生き残るのが
当たり前な事を考えると本能的に生きていない人間がおかしいのかもしれない。

自分が死ぬ時は1人でも悲しいと思ってくれる人がいるといいな。
で記憶に少しでも長く残ってくれるといいな。
2012/06/06 12:33 by kuniyama
>伸さん
超ご無沙汰&初コメありがとうです☆

>仮に自分を愛する人がその望んだ方法で自分を葬ってくれたのであれば
>恐らくその葬った人も少しは幸せな気持ちになれるかもしれない。
>身近な人を失った事で出来た傷を少しは癒してくれるのかもしれない。
そのとおりかもしれない。
というかそうであってほしい、と心からおもいます。

おいぞうは尊敬なんてされるようなものではほんとうにないのだけれど、
襟をただして生きなくては、もとい歌わなくてはと改めておもいました(`・ω・)
2012/06/06 13:33 by おいぞう
>kuniyamaっち

いつもはこちらのお葬式は華やかなこともあるんだよ〜
この前なんて鷹匠クラブの創立者で、鷹も参列して
ピョロピョロピョロピョロ騒いでてそれはまぁにぎやかだったしw

>自分が死ぬ時は1人でも悲しいと思ってくれる人がいるといいな。
>で記憶に少しでも長く残ってくれるといいな。
そうか。。どちらかというとわたしは自分が死んでも悲しいとおもわないでほしいかな〜
でも人の心の中においぞうという存在の一片がほんのりと残っていたら幸せだな、とわたしもおもうよ。
2012/06/06 13:41 by おいぞう
コメントする










コメントをプレビューする?
ご利用のブラウザ、設定ではご利用になれません。

この記事のトラックバックURL
http://oizo.jugem.jp/trackback/546
トラックバック
このエントリーをはてなブックマークに追加